心理学的に子どもが爪を噛むクセをやめさせる方法

 「子供が爪を噛むクセをやめさせたい!」そんな悩みを解決できる方法を紹介いたします。爪を噛んでいるときに「ダメ!やめなさい!」と言って聞かせる、苦いマニキュアを子供の爪に塗るという方法より、効果的な方法で大人が悪い習慣をやめたいときにも使える方法です。


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子どもが爪を噛む原因は?


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 お子さんが爪を噛んでしまう原因は「ストレス」が多いと言われています。ストレスで爪を噛む行為で安心を得るために爪を噛んでいると言われています。


 子供のうちは爪を噛んでいても「子供だから」と許されますが、いつまで続くクセになるのか心配なのが親心でしょう。


 


一般的に子どもの爪噛みをやめさせるには?


 『子どもの爪噛みをやめさせたい!』お気持ちはわかりますが、親と言えどもどこまで子供に介入していいものでしょうか?


 一般的には、「ダメ!」と言って今爪を噛んでいたことを気づかせる。「苦みのあるマニキュア」を塗るなどと言われています。やめたいと思うだけでやめられたら、ダメだと分かっていてその行動をやめられたら苦労はしません。


 大人のタバコやお酒だって「健康に悪い」とわかっていながら、タバコを吸ってしまったり、お酒をつい飲みすぎてしまったりします。子供にそれを求めるのはかなり難しいものがあると思います。



心理学的に爪噛みをやめさせる方法「まぎらわせる」



 依存的な行動を克服するために必要なのは、何か別なものと入れ替えることだ


僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた [ アダム・オルター ]  P333より引用



  爪を噛む行為(悪い習慣・やめたい行動)をやめたいときには、『爪を噛みたくなったときに何か別の行動と置き換える』ことがとても効果的です。


 


この本では、「ストレスボールを10回握る」行動に置き換えることが紹介されていましたが、置き換えられる行動であれば何でも構いません。


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「まぎらわせる」がなぜ効果的なのか?


   たとえば、たばこをやめたい!「今日から1本も吸わない!」という風に決めてしまうと自分の欲望を抑圧していることになります。抑圧には悪い習慣をやめるにあたって効果を発揮しません。抑圧には欲求が高まり更にタバコの本数が増えたりすることはよく聞く話です。


習慣は3つの要素でできている


  習慣は3つの要素で出来ていると言われています。



①「合図(キュー)」行動を促すもの


②「儀式(ぎしき)」行動そのもの


③「報酬(ほうしゅう)」同じ行動をこれからも繰り返すよう、脳に仕向けている見返り



 悪いクセを克服したいなら、①合図と③報酬はそのままに②儀式の内容だけを変える。それまでの行動を、気をまぎらわせる別の行動に差し替える。


 禁煙したいのであれば、タバコを吸う代わりに「ニコチンガムを噛む」というのは、自分の吸いたいという欲望を抑圧せず別の行動に置き換えているので効果的な方法と言えます。


爪を噛むクセの場合は?


 心がそわそわ、不安になることが①の合図となって、②儀式の「爪を噛みたい」欲求が湧いてくる。その②儀式の「爪を噛む」代わりに「ストレスボールを握る」という別の行動に入れ替える。爪を噛んでいたときは「短く噛み揃えるという達成感」を脳が③報酬として得ていたのだとしたら、今度はストレスボールを10回握るという任務の達成感を得られるようにする。



爪を噛むことを本当にやめさせられるのか?


 子供の爪を噛むクセを治したいなら「爪を噛むという行為を別の行動に入れ替える」。正直なところ、大人のタバコの禁煙と同じく「本人が本気でやめたい!」と思わないとこの方法は難しいと思います。


 子供が爪を噛むクセを持つお子さんご自身が「本気でやめたい」と思っていないのに親が介入して無理やりやめさせるのは難しいかもしれません。


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さいごに


 悪い習慣を本気でやめたいときは「行動抑制せず、行動を入れ替える」のが心理学的にはとても効果的です。


 今回引用して紹介した本は「依存症」についてガッツリ書かれた本でとても面白かったです。ギャンブル、酒、たばこ、買い物、恋愛、セ〇クス、薬物、様々な依存症がありますが、【心理的な苦痛をなだめるものなら、どんな体験でも依存症になる可能性がある】とのことで、とても納得しました。なにかやめられないものがある人はこの本を読んでみると、依存症を克服できるかもしれません。



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